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YouTubeが2019年12月に利用規約を変更!子供向けコンテンツとは?

YouTubeが2019年12月に利用規約を変更!子供向けコンテンツとは?

YouTuberとして成功を目指すみなさん、こんにちは!
突然ですが、YouTubeの利用規約はきちんと理解していますか?
直近では2019年12月10日に変更され、子供向けコンテンツに関する規約がさらに厳しくなる予定です(数ヶ月かけて徐々に規約が適用されていきます)。

YouTubeで末永く収益を上げるには、利用規約をきちんと守ることが何よりも重要です。
今回は変更点と影響、さらに対処方法についてわかりやすく解説します。

YouTubeの利用規約の重要な変更点


2019年12月10日のYouTubeの利用規約変更で、特に重要な点をピックアップして解説します。

「子ども向けコンテンツ」という概念の誕生

最も大きな変化は、「子供向けコンテンツ」という新しい概念ができたこと。
子供向けコンテンツに認定される条件は以下です。


・子供もしくは子供のキャラクター。
・人気の子供向け番組やアニメ キャラクター。
・子供のおもちゃを使用したお芝居や物語。
・ごっこ遊びや創作遊びなど、子供が主役の一般的な遊び。
・子供向けの人気の歌、物語、詩。

引用元:https://support.google.com/youtube/answer/9383587?hl=ja

判定するのは原則AIのようですが、「子ども向けコンテンツを識別するために機械学習も利用します」とあるので、場合によっては人の判断も入る余地がありそうです。

影響や対策については、後述の「子供向けコンテンツ認定の影響」で詳しく説明します。

収益化の低いチャンネルの停止

ゾッとするような規約変更ですが、まずはそのまま引用しましょう。

“YouTube が独自の裁量により、お客様への本サービスの提供がもはや採算に合わない事業となったと判断するに至った場合、YouTube はお客様またはお客様の Google アカウントによる、本サービスの全部もしくは一部へのアクセスを解除できるものとします。”
引用元:https://www.youtube.com/t/terms?preview=20191210#1751e7575b

ここでいう「採算に合わない」はYouTube側の話です。
YouTubeはプラットフォームとしての責任上、公開される動画を監視する必要があり、収益化しているチャンネルに対してはより注視しなければなりません。そして監視するには、設備投資や人件費もかかります。

しかし収益の低いチャンネルからはYouTubeへマージンがあまり入らず採算が取れないので、そのようなチャンネルは減らしていくということなのでしょう。
なおこれは、YouTubeパートナープログラムに登録し、すでに収益化の条件を満たしているチャンネルだけが対象です。

収益が低いってどれくらい?

当然浮かぶ疑問ですが、残念ながらYouTubeは公表していません。今後、「規約違反はしていないのに停止された」というブログやクチコミがネット上に増えれば、相場は明らかになっていくと予想されます。

収益が低い場合の対策

・いまは収益が低いが、これから収益を増やしたい
・収益が欲しいわけではないが、条件を満たしたので一応登録している

いずれにせよ、チャンネル停止を回避するためには、相応の収益を見込める状態になるまでYouTubeパートナープログラムを退会することも考えましょう。一度退会しても、再登録は可能です。

子供向けコンテンツ認定についての詳細


「収益化の低いチャンネルへの対応」については先ほどの説明でひとまず充分ですが、子供向けコンテンツについては複雑なのでもう少し掘り下げていきます。

なぜ子供向けコンテンツという概念ができたのか

きっかけはアメリカにてFTC(連邦取引委員会)がYouTubeをCOPPA法(児童オンラインプライバシー保護法)の違反で提訴したこと。その和解案としてFTCがYouTubeに対しコンテンツを子供向けかどうか判別する機能と規約を作るよう指示したのです。
ごく簡潔に言えば、「子供相手に稼ぎすぎてはいけない」ということです。

子供向けコンテンツに認定された場合の影響

では、子供向けコンテンツに認定された場合どのような影響が出るのでしょうか?

パーソナライズド広告が停止される

まず、パーソナライズド広告が停止されます。パーソナライズド広告は視聴者のデータを元に表示される広告なので、これが停止されるということは、視聴者が興味を持たない広告が増えるということです。

子供がついクリックしたくなるような広告が減り、年齢に関係なく、かつ子どもが見ても支障がない広告が増えるので、広告のスキップ率が上がることが予想されます。

コメントとチャットが停止される

コメントとチャットも使えなくなります。視聴者のコンテンツに対するリアクションが分からなくなるので、改善点がわかりにくくなるというデメリットがあります。
また、チャットが停止されるということは投げ銭機能も使えなくなるということなので、投げ銭が主な収益源だったYouTuberにとっては大きな打撃です。

通知や再生リストへの保存機能が停止される

新着動画の通知や再生リストへの保存はファンを獲得するための重要な機能ですが、こちらも使えなくなります。再生数が低下することが予想されます。

正確な視聴者のデータを取れなくなる

子供向けコンテンツを視聴したユーザーは、ユーザーの年齢関係なく子供として取り扱われます。大人のファンも子供としてカウントされるうえ、コメントできないのですから、視聴者層についての正確なデータ分析ができなくなります。

子供向けコンテンツ認定に対する対処


まず大前提として「子供相手に稼ごうとしてはいけない」わけですし、アメリカがきっかけとはいえ日本でもその流れは避けられません。
しかし、「子供向けコンテンツは一部の動画だけである」「ゲーム中継をしているがターゲットは大人だ」というチャンネルがたくさんあるのも事実です。

つまり、収益化が目的のチャンネル保持者は子供向けコンテンツ認定に対して常に敏感である必要があります。大人がターゲットなのに子供向けコンテンツ認定になる可能性が少しでもあるなら、対策するしかありません。

チャンネルまたは動画の視聴者層を設定する

チャンネルまたは動画の視聴者層を設定する

YouTubeはコンテンツの制作者に対し、子ども向けかどうかを自己申告することを実質義務付けました。

“YouTube クリエイターは、将来の動画についても既存の動画についても子ども向けに制作した動画であるかどうかを設定しなければなりません。子ども向けコンテンツを制作していないクリエイターも視聴者を設定する必要があります。”
引用元:https://support.google.com/youtube/answer/9527654

この自己申告は「チャンネル」「動画」「ライブ配信」に対して行うことができ、上記リンク内に方法が明記してあります。

チャンネルごと子供向けコンテンツとして申告すると全動画が対象になるので、面倒でも動画ごとに判断して設定しましょう。過去の動画も個別に設定できます。
ちなみに嘘の申告をしてもYouTube側から強制的に変更される可能性がありますし、COPPAでは罰金も定めてあるのできちんと申告してください。

新規の動画では、子供向けの要素をコンテンツ内で出さない

さきほども書きましたが、子供向けコンテンツかどうかはまずAIが判断します。
内容がいかに大人向けであっても、子ども向けのキャラクター画像を使うだけで「子供向け」と判断されるかもしれないということです。

おそらく異議申し立ての仕組みはできるでしょうが、極力出さないようにしましょう。

YouTube 動画自己診断プログラムでチャンネルの信頼度を向上させる

2019年12月現在は一部のYouTuber対象にテスト運用されている段階ですが、徐々に一般のYouTuber(YouTubeパートナープログラム登録済のチャンネル保有者)にも拡大されていく見込みなのが「YouTube 動画自己診断プログラム」です。

(YouTube Self-Certification Program:YouTube Creators)
https://youtu.be/bK2xupRNgaU

簡単に言うと広告ポリシーを遵守している動画かどうかを自己評価できるシステムで、子ども向けコンテンツかどうかの自己申告とは別物です。対象は

“・広告を掲載したい、すべての新しい動画。
・すでにアップロードされていて、これから広告を掲載したい動画。”
引用元:https://support.google.com/youtube/answer/7687980?hl=ja

なので、広告掲載済の既存の動画を評価することはできません。

正しい申告を続ければYouTube側からの高い信頼を得て、AIではなくより精度の高い人間により判断してもらえるようになる可能性もあります。
詳細は正式リリース後に発表される見込みですが、適用範囲が拡大されるタイミングは注視しておきましょう。

まとめ

本記事ではYouTubeの利用規約の変更で、より重大な問題である子供向けコンテンツを中心に解説してきました。
子供向けコンテンツ認定は2020年に数ヶ月かけて行なわれる予定ですので、判断の傾向や有効な対策も徐々に明確になっていくと思われます。

収益化を目的としているチャンネル保持者にとってはかなりシビアな問題ですので、状況を注視しながらYouTuber活動を続けてください。

参考にした公式情報

YouTube.com の子供向けコンテンツに関して今後予定されている変更点(YouTubeヘルプ)
お知らせ:YouTube.com の子供向けコンテンツに関して今後予定されている変更点(YouTubeヘルプ)
YouTube 動画自己診断プログラムの概要(YouTubeヘルプ)
チャンネルまたは動画の視聴者層を設定する(YouTubeヘルプ)
スーザン ウォジスキからクリエイター、アーティストの皆さんへ : 今年 1 年を振り返って(日本版 YouTube 公式ブログ)
YouTube における子どものプライバシー保護強化について(日本版 YouTube 公式ブログ)
YouTube channel owners: Is your content directed to children?(FTC)
アカウントの停止と解除(YouTube利用規約)